2010/11/17

チャンス
















#3 PFM Metal Frame for Implant Screw-Retain Restoration
ASTRA TECH CastDesign 4.5/5.0 Abutment

人に何かものを頼まれた時は、これ以上無いチャンスの瞬間だ。
それは自らを大きく飛躍させるかも知れないし、
新しい出会いや新しい展開へのきっかけになるかもしれない。だから、

人にものを頼まれた時は、そのことに対して全力で挑むべきだ。

出し惜しみなく、己の力の限り。失敗しても、その努力は買ってもらえる。
なんせ相手が困っているから、頼られているのだ。
たくさんいる中で自分を頼ってくれたのには、必ず理由がある。

頼む方にも選ぶ権利はあるのだから。

そして、その結果が望んでいたものなら、自分自身をまた一つ大きくすることができるし、
頼ってきた人を助けることができたなら、そこに一つの成功がある。

チャンスを作るために、頼まれもしないのに何かをする。
これは喜ばれるかもしれないし、大きなお世話、ただのおせっかいになる可能性もある。
誰でも人の心の中はのぞくことができないし、
喜んでもらえるだろうとしたことが裏目に出ることはある。
ただ、喜んでもらえたなら、それは大きなチャンスに変わる。
ある種、ギャンブルみたいなものだが、そこには過去の経験が結果として反映され易い。
カジノで大金叩くよりはよっぽどチャンスはある。

そして、何もしなければ、なにもない。
周りにいる心ある人にチャンスを与えられるのかもしれないが、
チャンスと気付く事もなく、またそのチャンスを掴むだけの技量もない。
そもそも何もしない人は、そういう心ある人にも恵まれない。

チャンスはゴロゴロ転がっている。

















経営者の私にとって、歯科医師からの仕事はすべてがチャンスでもある。
彼らができないことを、私に頼ってきているわけだから全力でぶつからない手は無い。
時間的に厳しい、色が難しい、技術的に難しい、患者にこだわりがある。
これらは更に大きなチャンスだ。全力で挑み、力の限りできることをすべてやる。
たとえそれが望まない結果だっだとしても、精一杯やった事に無駄な事はない。

従業員にとって先輩、あるいは上司からの仕事はすべてがチャンスでもある。
期待されているから、信頼されているから、忙しくて手を借りたいから仕事を任される。
他にも従業員はいる、でもその仕事を頼まれたのには必ず理由がある。
雇われる側の姿勢として、お金のためにただやっている、やらされている。
では、目の前のチャンスをみすみす逃してしまうことになりかねない。

チャンスは自ら掴むものなのだから。