2011/01/04

安心

















 #23,24,25,26 Implant PFM Bridge    Creation CC

明けました。おめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

毎年、何かしらの抱負を打ち立てていますが、年末になると叶わぬ思いに一人焦り、
力不足の自分にがっかりさせられることが非常に多い。
そんな自分を飲んで忘れてしまえと言わんばかりの忘年会であったりします。

昨年の抱負は “節目” の年。
2010年が一つの区切りとなり、また転換期だったといつか思い起こせるようにと。
揺れた心の整理は付いたように思います。少しは前を向く事が出来たんではないかと。

そして、小さな種をいくつか撒けたように思います。

いつか芽が出て綺麗な花を咲かせてくれるといいのですが。
やり残したこともたくさんあります。きっと今の自分には荷が重かったのでしょう。
またいつか、そのやり残した事ができる日が来ると信じています。
それまでは、ただ目の前のことを一生懸命にやるつもりです。

今年の抱負は “安心” 。うちが提供できる安心を考えていきます。


















取引させていただいてるドクターが、安心して仕事を任せられるような歯科技工所を。

当たり前と言えば当たり前なんですが。納期ギリギリでお叱りを受けた事もありましたし、
バケーションでハワイに滞在中のドクターから執拗に確認の電話を頂いた事もありました。
すべては日頃の行いがものを言うわけですから、反省すべきところです。

技術の鍛錬や知識の習得は歯科技工士にとって当たり前の事で、そのゴールもない。
今の自分は常にその過程だと考えるなら直接的な安心につながるとは思えない。
ただ、その姿勢は安心感を与えることができるのではないだろうか。

うちも今年で6年目になります。

私は経営する立場なので仕事が減れば気を揉みますし、 忙しければストレスも感じます。
一人でやっていれば気は楽かもしれませんが、体力の限界が売り上げの限界。
寝てなかろうが、体を壊そうが、辛くても止まることすら許されない。
人を雇えばその人生の一部を背負う事にもなり、そこに人間関係も生まれる。
少しでも魅力的な会社作リと技術や知識を伝える努力が必要で、
人材を人財に変えるのが経営者として最も難しいところでもあります。

すべてはバランスなのですがビジネスに明日の補償はなく、成功法など存在しない。

安心、それは私自身が今一番求めているものかもしれない。