LMT (Lab Management Today)
今週に入ってから、朝3時起き。なんとか習慣化したい。
忙しいわけではないが、先延ばしにしてきたやるべき事がたくさんたまっている。
ブログの更新なんかも時間が経ってしまうと、その一つになる。
1日は24時間しかない、30代は無理してでもやると決めている。無理ができるうちに . . .
LMT (Lab Management Today)と言う雑誌がある。
どこの歯科技工所でも目にするこの雑誌は50ページ前後のもので、
歯科技工所経営者または従事者向けに月に一度、無料で送られてくる。
中身は新しい製品やサービスなどの宣伝、症例の紹介や各州で行われるイベント情報など。
さらに、毎回数ページにわたりレポートされる特集が興味深かったりする。
以前、うちのラボも取り上げられた事がある。その時の特集は『エコフレンドリー』。
今月は2010年度の『全米歯科技工所の技工料平均』が掲載されている。
見出しには、“歯科技工料は厳しい経済状況の中で据え置かれている”とし、
今年値上げををした歯科技工所は全体の25%。残りの75%は据え置き。
中でも44%の歯科技工所に至っては2008年から値上げはしていないという。
うちも毎年値上げをし続けてきたが、今年はさすがに見送った。
多くの歯科技工所がここ数年足踏みをしている。さて来年は。
ちなみに先月は歯科技工士の平均給料。 ラボの規模や経験年数、
ポジションの違いによるそれぞれの平均時給が事細かにレポートされていた。
LMTより、2010年の全米における平均歯科技工料金をほんの一部だけ紹介します。
PFM(メタルセラミック) $148
ラミネートベニア $183
ゴールドクラウン $113
e.max press $186
ジルコニアクラウン $200
コンポジットクラウン $138
カスタムトレー $30
上顎のフルデンチャー $256
ワイヤークラスプ $26
診断用ワックスアップ $27
サージカルステント $79
ガム模型 $32
カスタムアバットメント $159
CAD/CAM ジルコニアアバットメント $300
インプラントのスクリューリテイン技術料 +$108
1ドル=100円だと計算がし易い。最近は円高なので実質的には大きく違いますが、
日本との為替による違いではなく、判断基準として100円は妥当ではないでしょうか。