2011/01/15

ビジネス
















L.A. Downtown,  CALIFORNIA

昨年2010年、このブログを始めるのと同時に、もう一つ始めたことがある。
月に一度行われる異業種の方々との情報交換の場に参加すること。

ロサンゼルスのダウンタウン、仕事場のあるウエストロサンゼルスから車で約20分程。
日本人経営者、企業家が集まりビジネスについて語り合う。
その道で成功している方々、また同じような境遇の方々から学ぶ事は多い。
仕事の都合さえつけば、できるだけ参加するようにしている。

2005年に開業してから、経営に関して全く無知であることに気付かされた。
もちろん、誰もが始めはそうなのだが、もがいている暇はあまりない。

アメリカ経済の低迷、世界金融危機の影響はいまだに続く。

そんな中、開業5年目を迎え、
自分らしいビジネスのあり方を具現化するために情報を集めていた。
歯科という狭い業界、しかも、そこにどっぷりと浸かっている私にとって、
異業種の方との交流は新鮮でもあった。

「それはあなたの自惚れだ。」


ハンマーで頭を殴られたような衝撃に襲われたのは3度目の参加時。確かにそうなのだ。
ここに集まる人たちにしてみれば、にわか仕込みで分かった気になっている自分がいた。
歯に衣着せぬそういった言葉も、慣れ合いやしょうもない仲間意識の中からは出てこない。
もちろんそういったものを受け入れられない人もいるだろう。
しかし、起業家としてさまざまな失敗も成功も経験している方々の言葉には、

それ故の重みがあった。私など到底及びもしない。

逆に、二十代前半の大学生らの参加もあった。
彼らは学生でありながら、あるビジネスモデルをアメリカで展開しようとしていた。
目の前にいる起業家を相手に自分たちのビジネスをプレゼンテーションする。
彼らのパワーやまっすぐな思い。どこか不器用な感じも新鮮で好感が持てる。
忘れかけた何かを彼らから感じ、改めて気を引き締める。
私なんかが偉そうなことは言えないが、
失敗を繰り返しながら、彼らは着実に前へと進んでいくのだろう。

日本を離れ、海外で活躍している人は私が思っていたよりたくさんいる。
必死に頑張っている人達はたくさんいて、そういう人たちから学ぶことは本当に多い。
参加する度にいつも考えさせられる。そして、自分なりの“気付き”をメモに取る。
帰りの車の中、カリフォルニアの乾いた風を感じながら頭の中を整理する。

何とも言えない充実感に包まれている。